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【株主優待】コストコの年会費が無料になる理由!大東港運の株でいくら必要?コスパは?

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目次

コストコの年会費が無料になる理由とは?

コストコの年会費って、毎年かかるのがちょっと気になりますよね。
税込5280円という金額は、買い物の回数が少ないと「もとは取れてるのかな…?」なんて思うこともあるはずです。

実はこの年会費、ある方法で“無料”にできるって知ってましたか?
そのカギを握っているのが「大東港運(だいとうこううん)」という会社の株主優待です。

ちょっと意外ですよね。コストコの会社ではないんです。
でも、コストコと取引がある企業だからこそできた「コラボ優待」というワケなんです。


大東港運の株主優待に「コストコ年会費クーポン」が追加された背景

大東港運は、港でコンテナを運ぶような物流関連の会社です。
普段はあまり名前を聞かないかもしれませんが、2025年に大きなニュースがありました。

それが「株主優待の拡充」。
これまではクオカードを配っていたのですが、そこにコストコの「年会費無料クーポン」が加わったんです。

対象は500株以上保有している人
そして、2026年3月末時点でその条件を満たしていれば、自動的に送られてくる予定です。

こういう優待って、“お得”だけじゃなく、ちょっとワクワク感もありますよね。
企業にとっても、株を長く持ってもらういい動機づけになるんでしょう。


コストコの年会費5280円が無料になる仕組み

肝心なのはここ。どうやって無料になるのかというと、
株主優待として届くのは「コストコのメンバーシップクーポン」。

このクーポンを使えば、通常5280円かかるゴールドスターメンバーの年会費がまるっと無料に。
「新規入会」でも「既存会員の更新」でも使えるので、誰にとってもありがたい内容です。

もちろん、クーポンは毎年届くわけではなく、株主でい続ける必要があります。
でも、毎年確実にコストコで買い物しているなら、これはかなり助かりますよね。

冷静に考えると「株を買う」→「年会費無料」→「実質キャッシュバック」みたいな構図です。
投資の視点で見ると、少しニヤリとしてしまいます。

大東港運の株はいくら買えば優待が受けられる?


コストコの年会費を無料にしてくれる株主優待。
とはいえ、気になるのは「そのためにいくら投資が必要なの?」というところですよね。

ここでは、大東港運の株価と優待条件から、実際に必要な金額やタイミングをわかりやすく整理してみます。
あわせて、株価の動きや“もしあのとき買っていたら”の話も少しだけ。投資って、タイミングも大事なんです。


500株が条件!必要な投資額と現在の株価

まず前提として、年会費無料のクーポンがもらえるのは「500株以上の保有」が条件です。
つまり、1株の値段に500をかけた金額が、優待を手に入れるための最低ラインになります。

2025年11月現在、大東港運の株価はおよそ1620円前後
ということは、500株だと約81万円という計算に。
いやー、こうしてみると意外とガッツリ投資が必要ですね。

ただ、これは“今の価格”で買う場合。
もしタイミングを見て株価が落ち着いているときに買えれば、もう少し抑えられる可能性もあります。

ちなみに、この優待が話題になった直後は、株価が一気に跳ね上がったという経緯があります。
こういうのも“株あるある”ですね。

次は、その“跳ね上がり”の具体的な話と、売買益について見ていきましょう。


過去の株価推移と売買益シミュレーション

話題の発端となったのは、2025年10月7日の「優待拡充」の発表。
このときの株価は799円
それが約1ヶ月で1620円まで急上昇しました。ほぼ倍ですね。

もしこの発表直後に500株を買っていたとしたら…
799円 × 500株 = 約39万9500円。
それが今では、81万円相当になってるわけです。

差額は約41万円。これがいわゆる“売買益”になるわけですが、もちろん株って上がる時もあれば下がる時もあります。

だからこそ、「優待の魅力だけで飛びつくのは慎重に」ってのが筆者の実感です。
でも、生活に直結する優待なら、使う価値はしっかりあるとも思っています。

年会費を払うのと株を買うのはどちらがお得?コストパフォーマンス比較!


株を買えばコストコの年会費が無料になる――。
でも、約80万円も出して株を買うのと、毎年5280円払って会員を続けるのとでは、どちらが得なのでしょう?

ここでは、年単位のコスパで比較してみます。
ただの“得・損”だけでなく、「どれだけ使うか」や「どのくらい保有するか」なども重要なポイントになりますよ。


年会費を現金で払う場合と株主優待で受ける場合の比較

まず単純計算してみます。
現金で年会費5280円を支払い続けた場合、5年で2万6400円。

一方、80万円を投資して優待で年会費が無料になるとしたら、5年で5280円 × 5 = 2万6400円分の節約になります。

…こう見ると、「80万円の投資で節約できる額としては正直少ないかも?」と思うかもしれません。
それもそのはず。この優待は“キャッシュバック”ではなく“おまけ”のような位置づけ。

だから、年会費が浮くことを“投資のリターン”と見るのではなく、「普段からコストコを使っていて、株にも興味がある人向けのお得ポイント」と捉えたほうが納得感があります。


保有年数によって変わる実質的なお得度

年数が長くなればなるほど、実質的なお得度は少しずつ上がります。
たとえば10年保有すれば、年会費だけで約5万2800円分が無料に。

もしその間に株価が上がれば、売却益もプラス。
逆に下がったとしても、優待を毎年受け取れれば「精神的な元は取れてる」という考え方もできます。

もちろん投資にはリスクがありますが、「どうせ会費を毎年払ってるなら、いっそ株も持ってみるか」という選択肢もアリだと思います。

でも一番重要なのは、“自分の生活に合ってるかどうか”です。


株主優待を受ける上での注意点とは?


魅力たっぷりな株主優待ですが、うっかり条件を逃すと「もらえると思ってたのに…」なんてことにも。

ここでは、コストコ年会費優待を受け取るために注意しておきたいポイントをまとめました。
後から慌てないためにも、確認しておくと安心です。


対象となるタイミング(権利確定日)に注意

優待をもらうためには、条件を満たす“タイミング”が重要です。
今回のコストコ優待の基準日は2026年3月末時点

つまり、その時点で500株を保有していることが条件です。
これ、3月に買えばOKってわけじゃないのが落とし穴。

権利付き最終日は、通常その月の最終営業日の2営業日前。
なので、購入のタイミングにはしっかり注意しておきたいですね。


今後の優待制度の変更リスクにも注意

企業の株主優待制度は、いつまでも同じとは限りません。
景気の変動やコストの問題で「優待の廃止」や「条件の変更」も珍しくありません。

特に、急に人気が出すぎて負担が増えると、見直されることも。
そのため、「ずっと年会費がタダ」と思い込まず、状況を見ながら判断することが大切です。

優待目当ての投資は、“お得感”だけで飛びつかず、リスクも含めて冷静に。
それでも「コストコに毎年通ってるし、ちょうど投資もしてみたかった」という人にとっては、いい入口になるかもしれません。

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