【12月3日(水)~4日(木)】警報級の大雪が来る可能性は?
12月に入り、ついに本格的な寒波がやってきました。
今回は「警報級の大雪」ということで、特に影響が大きそうな地域が注目されています。
ここでは、どのエリアで積雪が予想されているのか、実際に生活にどんな影響が出そうなのかを見ていきます。
「また雪か…」と構えている方も、「雪に慣れてないから不安」という方も、まずは状況把握からしておきましょう。
どの地域で警報級の大雪が予想されている?
今回の寒波、影響がありそうなのは「北陸・東北・北海道」だけじゃないんです。
気象庁の予報によると、12月3日(水)〜4日(木)にかけては、関東甲信や近畿北部、山陰、九州北部でも警報級の大雪になる可能性があるとのことです。
とくに注目されているのは新潟県、富山県、秋田県、そして福井県あたり。
このあたりは「毎年雪が多いでしょ」と思われがちですが、今年は降り始めが一気に来るのがポイントです。
関東エリアでは群馬・長野の山間部で、平地でも積もる可能性があると言われており、雪に不慣れな地域は要注意。
SNSでも「スタッドレスタイヤまだ履いてない!」なんて投稿が増えています。
筆者の知人は「天気アプリに”警報級”って出た瞬間に出社の有無を真剣に考えた」と語っていました。
フルリモートで働ける環境にいる方は、そのありがたさを実感するタイミングかもしれませんね。
今回は太平洋側でも積雪の恐れがあるため、「うちは大丈夫」と思わないことが大切です。
「雪慣れしていない地域」こそ、ほんの数センチの雪でも大混乱が起こるもの。
次は、大雪によって私たちの生活にどんな影響が出るのかを詳しく見ていきましょう。
大雪のピーク時間帯とその影響
警報級の大雪が予想されている12月3日(水)〜4日(木)、ピークの時間帯は地域によって差がありますが、3日深夜から4日朝にかけてがもっとも警戒すべき時間帯です。
特に4日(木)の通勤・通学時間に直撃する可能性が高く、首都圏でも電車の遅延や運休が起きるかもしれません。
天気アプリや気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」で、前日の夜から細かくチェックしておくと安心です。
また、早朝の時間帯は気温もガクッと下がるため、路面の凍結やブラックアイスバーンにも注意が必要です。
これは見た目では凍っているのが分かりにくく、つるんと転倒する危険があるやっかいな現象です。
ちなみに、東北や北陸では24時間で50〜70センチ以上の積雪もあり得るとのこと。
除雪が追いつかず、車の立ち往生や物流の遅延も想定されます。
雪道運転の注意点と対策を知っておこう
雪が積もった道路を走るとき、一番怖いのはやっぱり「滑る」こと。
慣れていないと、急ブレーキや急ハンドルで一発アウトなんてこともありますよね。
ここでは、運転時に気をつけたいポイントと、事前にできる準備について詳しく見ていきます。
スリップを防ぐために必須の準備
まず最重要なのがスタッドレスタイヤの装着です。
「まだ12月初旬だから大丈夫」と思っていると、朝起きたら雪が積もっていた…なんてこともあります。
また、チェーンを車に積んでおくと、急な積雪にも対応しやすくなります。
最近では取り付けが簡単な“布製チェーン”も人気です。
さらに、ガソリンは常に満タンをキープ。
渋滞や立ち往生になったときに暖房が使えなくなると命に関わります。
「満タン貯金」は、雪国の常識です。
車に積んでおくべき防災グッズ
雪道の運転では、「備えててよかった…」と思う瞬間が本当にあります。
立ち往生や事故のリスクがある以上、車に防災グッズを積んでおくのはもはや義務レベルです。
まず定番はスコップ。車が雪に埋もれたとき、自力で脱出するために必須です。
折りたたみ式の軽量タイプなら、トランクの隅に入れておいても邪魔になりません。
次に毛布やアルミブランケット。エンジンが切れても体温を奪われずに済みます。
筆者の友人は「以前、雪道で6時間立ち往生したとき、アルミブランケットが命綱になった」と話していました。
しかもそのとき、「カップ麺はあったけどお湯がなかった」とのことで、ポータブル湯沸かし器も検討中とのこと。
他にも、
- モバイルバッテリー
- 非常食(カロリーメイトやようかん)
- 手袋・長靴・タオル
- 小型ランタンや懐中電灯
などを常備しておくと安心感が違います。
「え? それ要る?」と思うグッズでも、雪の日にはその1つが命を救ってくれることもあります。
通勤・通学に影響が出る場合の対応策は?
雪の日の朝、悩ましいのが「出勤・通学すべきか、やめるべきか」。
判断を誤ると、途中で立ち往生…なんて悲劇も起こりかねません。
ここでは、大雪によって交通機関が乱れたときの対応法や、事前の備えについてお伝えします。
交通機関の遅延・運休時の判断ポイント
まず大前提として、「動いているから行く」ではなく「帰ってこれるかどうか」で判断するのがポイントです。
行けたとしても、帰りが大混乱では意味がありません。
気象庁の警報・注意報だけでなく、鉄道会社の運行情報アプリもチェックしておくと便利です。
特に、関東圏や都市部では“始発から運転見合わせ”なんてこともあるので、前日の夜から情報収集を始めましょう。
筆者は、過去に電車の途中停車で3時間以上車内に閉じ込められた経験があり、それ以来「前日の段階で休むか判断する派」になりました。
「出社して得られる価値より、帰れなくなるリスクのほうがでかい」と思います。
学校の場合も、自治体の通学情報をSNSやHPで事前に確認するのが安心です。
最近ではLINE通知やメールで登校可否を送ってくれるところもあるので、登録を忘れずに。
無理な外出を避けるための準備とは?
大雪の日に一番賢い選択は、「外出しないこと」。
でも、仕事や用事があると「仕方なく…」となる場面もありますよね。
それでも、できる限り家にいられる環境を整えておくことが大切です。
まず基本は、食料と日用品の備蓄。
インスタント食品やパン、缶詰など、最低3日分を目安にストックしておきましょう。
お湯を使わず食べられるものも意外と役に立ちます。
次に意外と見落とされがちなのが、Wi-Fiと電源の確保。
雪の重みで電線が切れたりすると、停電でネットも使えなくなることがあります。
そのため、モバイルバッテリーは複数個あると安心。
パソコン仕事の人はポータブル電源があると最強です。
また、ベランダや玄関前に置いている物の移動も忘れずに。
雪が積もると出入りすら困難になることもあるため、事前の撤去が必要です。
寒さ対策の基本!水道凍結と停電への備え
雪の日は寒さが厳しいだけじゃなく、思わぬトラブルが起こりがちです。
特に厄介なのが「水道管の凍結」と「停電」。どちらも生活に直結するだけに、軽く見ていると後悔します。
ここでは、冬の寒波に負けないための“家庭内の備え”をご紹介します。
水道管の凍結を防ぐ簡単な方法
一晩中冷え込む予報の日は、水道が凍って使えなくなることも。
特に外に露出している水道管や、北側のキッチン・洗面所の配管は要注意です。
一番簡単で効果的なのが、寝る前に水を少し出しっぱなしにしておくこと。
「ポタ…ポタ…」程度でOKです。
水が動いていれば凍結しにくくなります。
また、保温テープやタオルを巻いておくのも有効です。
筆者は「凍結で朝シャワー使えず、会社に遅刻した経験あり」なんです。
それ以来、夜のうちにタオルとビニール袋で応急保温するようになりました。
凍ってしまった場合は、絶対に熱湯をかけないこと!
パイプが破裂するおそれがあるので、ぬるま湯かドライヤーでゆっくり温めましょう。
停電時でも暖かく過ごすための工夫
寒波で怖いのは、電気が止まること。
暖房が使えない、照明も使えない、スマホも充電できない――そんな状況、想像するだけで震えますよね。
でも大丈夫。事前に準備しておけば、意外と乗り切れるものなんです。
まず基本は、電気を使わない暖房手段の確保。
たとえばカセットガス式のストーブ。
電池式の点火タイプなら、停電中でも使えるうえ、意外と暖かいんです。
筆者の友人は「震災のときに助けられて以来、カセットボンベは箱買いしてる」と言っていました。
備えあれば憂いなし、ですね。
他にも、
- 湯たんぽ(お湯は鍋で温めればOK)
- 使い捨てカイロ(貼るタイプが便利)
- 毛布やダウンジャケットで“着る断熱材”作戦
が効果的です。
そして意外と役立つのが、段ボールと新聞紙。
窓やドアの隙間をふさいだり、床に敷いて底冷えを防ぐのに大活躍します。
ちょっと不格好でも、寒さに勝る美学はありません。
「冷蔵庫は開けない」「一部屋に集まって体温で暖める」など、サバイバル術も覚えておくと安心です。